2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
時々、自分の言動が理に沿ったものか、わからなくなってしまうことがよくある。人間が考えたりしたりすることは、欲や感情や知識に大きく影響を受け、そこから離れることも簡単なことではない。そんな時は、「健全」ということを確認するのもよいかもしれな…
すべての生き物にとって大切な物事は、誰もが少し考えてみれば「当たり前」だと思うものであり、同時に、そのものを利用することが永続的に可能なものであるという。だから、人によって評価が分かれてしまうようなものや、量や価格などの理由で入手が困難に…
最近よく見聞きするもので、「相手から大切に(必要と)されていないと感じるのは、自分が自分自身、そして相手を大切に(必要と)していないから。」「自分が自分自身を愛し(信じ)ていなければ、相手を愛す(信じ)ることはできない。」というものがある…
最近またよく目にして気になる言葉、「人を変えたければ、自分が変わる」、「他人を変えることはできないが、自分を変えることはできる」。これらの言葉の背景には、誰かを変えたい、変わるべきだ、という目論見が隠れているように思う。(二つめの言葉の場…
この世界には、春夏秋冬、 朝昼晩、 上から下、 というように、 流れには決まった方向がある。 何の理由もなく、ただただ物事が流れていっているのかというと、そうではなく、ある物事が充分になったとき、つまり、満たされたとき、次へ流れていくのではない…
信用している誰かが言っていたからといって、それが正しいとは限らない。憧れているひとやみんながしているなどという理由で、同じことをしても、うまくいくとも限らない。それらのことがもし、本当ではないとわかったり、うまくいかなくなったとき、その誰…
私たちに与えられる課題は、時に途方もなく難しく、苦しく感じられて、逃げ出してしまいたくなるものもある。しかし、課題は、“神は乗り越えられる試練しか与えない”とよく言われているように、解決できないものではない。ただし、与えているのは神ではなく…
発酵も腐敗も、同じ働きである。それを、「人にとって」有用なものを発酵、無用なものを腐敗、と言っているだけ。また、環境が違うという原因で、起こる結果が変わってしまう。人にとって、快適な環境を作るのに、大切なことは、滞らせないこと。水も空気も…
私たちは、子どもから大人になる間に、良いこと、悪いことを周りから学び、教わり、それを元にいろいろなことを判断していく。たくさん食べるのは良いことだ、熱が上がるのは良くない、もめるのは避けたほうが良い、学歴は高い方が良い、貯金がないのは恥ず…
自分を活かすこと、自分の想いに素直になること、したいことをする、それが楽しく幸せに生きることだということがわかっても、実際にどうすることが自分を活かすことなのかも、自分の想いもわからないときは、具体的に何をすればいいのだろうか。まずは、自…
前回の記事にも関連することだが、自分がしていることは、すべて「自分のため」にしている行為である。「誰かのため」と言って、本当に誰かのためにと思って行動したとしても、その誰かの代わりをすることはできず、して「あげる」行為は、その誰かから「も…
すべての物事は、等価交換で成り立っているそうだ。 もらえば、渡す。 もらう物事の対価を払わなかったとしても、 どこかで帳尻が合うようになっているという。 もし、商売をしていて、利益が出ないというようなときは、 価格設定など見直してみるのもよいか…
貧乏ということは、 お金が無くて生活が苦しい、 ではないかもしれない。 現在の社会では、 お金をたくさん持っていれば、 欲しいものが簡単に手に入り、 何もせず好きなことをして暮らせて、 豊かで幸せになれる、 と思う人が多いかもしれない。 しかし、も…
彼女は、母親が自分の言うとおりに、 思う通りにしないことに納得できず、 腹を立て、母親を責めている。 それは、おそらく、 彼女自身が母親の言いなりに生きてきたからだろう。 彼女は、成長の過程で、 愛情とは、 相手を統御するものだと学んでしまった。…
人は水、空気、太陽の光によって生かされている。 もし苦しくて苦しくて仕方がないときや、 心身ともに疲れ果ててしまったときは、 ひなたぼっこしてみよう。 そして外の空気をいっぱい吸おう。 しばらくは水を飲むだけにしよう。 できそうなら散歩もしてみ…
この頃、何度か目や耳に入ってくるものに認知行動療法、というものがある。 認知行動療法についての説明はここが紹介されていた。 認知行動療法とは | 認知行動療法センター そこに書かれている、この療法の、 “気持ちが大きく動揺したりつらくなったりした…
ただ欲しいのか、必要だからか、という差はきっととても大きい。例えば、2人の人が仕事をするとき、ある人はお金をもらうためだけに働く、もう1人は用途が決まっているお金を稼ぐ、とする。最終的に見れば、前者より後者の方がより多くの金額を手にすること…
PDCAとは 、周知の通り、それぞれ、 Plan:計画 Do:実行 Check:評価 Act:改善 ということである。 PDCAと言われているが、 「計画」が始まりというわけではないようだ。 「計画」とは「実行」のための方法などを考えることであるが、 確かに、その前に、…
本心を隠してしまう子どもは、 周りが自分を受け入れてくれる環境でないことを知っている。 おとなしく受け身になってしまう子どもは、 保育者に押し付けられた価値観で生きている。 自分の本当にしたいことがわからない子どもは、 自分のなかにある矛盾に気…
物事を判断するとき、基準にするのは、「理性」であるという。人は欲求や感情、知識に基づいて判断しがちであるが、それらは人を騙し、見誤らせることがある。良い悪いではなく、正しい間違いでもなく、理にかなっているかどうか。そして、その理とは、自然…
自分のこころに素直に、 本当の想いに従って生きようとするならば、 適正の域を超えて求めようとする「欲」、 思った通りになるはずだという「期待」、 自分の考えることが正しいという「こだわり」、 これらは邪魔になる。 頭をまっさらにして、 ぼーっとす…
人の体も、 元来バランスを取る機能が備わっており、 常に適正な状態に保とうと働いている。 少し体調を崩したからといって、 安易に薬に頼っていれば、 薬があることを前提にした対応になっていく。 また、もし、その薬が必要のない処方だった場合、 体が毒…
この世界は、常にバランスを取り、調和を保とうとしている。多過ぎれば減っていき、少なくなれば増えていく。必要なものは、何もしなくても揃うことになっているのだ。
ものを溜め込む癖のある人が、 私の身近にもいる。 使うためではなく、 ただ捨てられないで置いてあるものは、 活かせていない、ということになる。 まだ使えるものがあるのに、 新たに手に入れてしまうことも 同じかもしれない。 捨てられない、 ものに執着…
この世界で、私たちが生きるために大切なことは、循環を意識すること。自然も、私たちの身体も、お金も、循環することで生き、活かされている。形のあるものだけではなく、私たちの想いや考えなども同様に、循環させることで生かし、活かすことができる。既…
他人の問題に手を貸すことはできないが、 自分の関係する人たちを助けたい、 自分を含めた周囲の状況をよくしたい、 そんな場合はどうするか。 自分ができることは、 環境を整えること、のみ。 それぞれを活かすことができる環境を整えることによって、 人や…
自分の人生は、全て自分で責任を持つ。文字にしてみれば当たり前のことだと感じるが、自分の人生、自分の課題に他人を巻き込んだり、他人の人生、他人の課題に手を出してしまう人が目につく。子に過干渉してしまう親、そんな親に育てられた子。どんなに自信…
自分のしたことは、もれなくきちんと返ってくるのだが、 (昨日の記事を参照 ↓) shirotsumechallenge.hatenablog.com 対応するのが面倒だからとか、 今は余裕がないからとか、どうしたらよいかわからないなどといって、 何もしないでいたらどうなるのだろう…
自分に降りかかってくる面倒な事件の多くは、 過去に自分が、そうなるように仕向けたことの結果である。 部屋が散らかっていて必要な物がすぐ見つけられないのも、 子どもが好ましくない言動をするのも、 知られたくないことを近所のおばさんが根掘り葉掘り…
ここ数日書いてきたことは、 自分が本当にしたいと思っていることをしているか、 という問い。 毎日がつらく、悲しく、むなしいと感じているのなら、 自分が本当にしたいことをしていないのかもしれない。 自分が本当にしたいこと、 つまり、本当の想いとは…