等価交換
すべての物事は、等価交換で成り立っているそうだ。
もらえば、渡す。
もらう物事の対価を払わなかったとしても、
どこかで帳尻が合うようになっているという。
もし、商売をしていて、利益が出ないというようなときは、
価格設定など見直してみるのもよいかもしれない。
やりとりするものは物やお金だけではなく、
労力や知識、意見、情報などはもちろん、
相手にすること、相手からしてもらうこと、
すべて含まれると考えている。
なので、
自分の考えや得た知識などを誰かに伝えるといった場合は、
伝える方は、その行為だけで得られるものがあるため、
相手から講師料といったものを徴収するとしたら、
注意が必要になるかもしれない。
また、身近な誰かのことを心配したり、
その人の未来を不安に思ったりすることも、
もしかしたら、与えてしまう行為かもしれない。
心配された方は、
知らず知らずのうちに対価を払わされることになってしまう。
誰かのことをこころから想うなら、変な心配などせず、
その人は自力で幸せに生きていくだろうと笑顔で手放し、
自分自身が幸せに生きていく実践することこそ、
本当に大切なことだろう。