前回の記事にも関連することだが、自分がしていることは、すべて「自分のため」にしている行為である。「誰かのため」と言って、本当に誰かのためにと思って行動したとしても、その誰かの代わりをすることはできず、して「あげる」行為は、その誰かから「も…
すべての物事は、等価交換で成り立っているそうだ。 もらえば、渡す。 もらう物事の対価を払わなかったとしても、 どこかで帳尻が合うようになっているという。 もし、商売をしていて、利益が出ないというようなときは、 価格設定など見直してみるのもよいか…
貧乏ということは、 お金が無くて生活が苦しい、 ではないかもしれない。 現在の社会では、 お金をたくさん持っていれば、 欲しいものが簡単に手に入り、 何もせず好きなことをして暮らせて、 豊かで幸せになれる、 と思う人が多いかもしれない。 しかし、も…
彼女は、母親が自分の言うとおりに、 思う通りにしないことに納得できず、 腹を立て、母親を責めている。 それは、おそらく、 彼女自身が母親の言いなりに生きてきたからだろう。 彼女は、成長の過程で、 愛情とは、 相手を統御するものだと学んでしまった。…
人は水、空気、太陽の光によって生かされている。 もし苦しくて苦しくて仕方がないときや、 心身ともに疲れ果ててしまったときは、 ひなたぼっこしてみよう。 そして外の空気をいっぱい吸おう。 しばらくは水を飲むだけにしよう。 できそうなら散歩もしてみ…
この頃、何度か目や耳に入ってくるものに認知行動療法、というものがある。 認知行動療法についての説明はここが紹介されていた。 認知行動療法とは | 認知行動療法センター そこに書かれている、この療法の、 “気持ちが大きく動揺したりつらくなったりした…
ただ欲しいのか、必要だからか、という差はきっととても大きい。例えば、2人の人が仕事をするとき、ある人はお金をもらうためだけに働く、もう1人は用途が決まっているお金を稼ぐ、とする。最終的に見れば、前者より後者の方がより多くの金額を手にすること…
PDCAとは 、周知の通り、それぞれ、 Plan:計画 Do:実行 Check:評価 Act:改善 ということである。 PDCAと言われているが、 「計画」が始まりというわけではないようだ。 「計画」とは「実行」のための方法などを考えることであるが、 確かに、その前に、…
本心を隠してしまう子どもは、 周りが自分を受け入れてくれる環境でないことを知っている。 おとなしく受け身になってしまう子どもは、 保育者に押し付けられた価値観で生きている。 自分の本当にしたいことがわからない子どもは、 自分のなかにある矛盾に気…
物事を判断するとき、基準にするのは、「理性」であるという。人は欲求や感情、知識に基づいて判断しがちであるが、それらは人を騙し、見誤らせることがある。良い悪いではなく、正しい間違いでもなく、理にかなっているかどうか。そして、その理とは、自然…
自分のこころに素直に、 本当の想いに従って生きようとするならば、 適正の域を超えて求めようとする「欲」、 思った通りになるはずだという「期待」、 自分の考えることが正しいという「こだわり」、 これらは邪魔になる。 頭をまっさらにして、 ぼーっとす…
人の体も、 元来バランスを取る機能が備わっており、 常に適正な状態に保とうと働いている。 少し体調を崩したからといって、 安易に薬に頼っていれば、 薬があることを前提にした対応になっていく。 また、もし、その薬が必要のない処方だった場合、 体が毒…
この世界は、常にバランスを取り、調和を保とうとしている。多過ぎれば減っていき、少なくなれば増えていく。必要なものは、何もしなくても揃うことになっているのだ。
ものを溜め込む癖のある人が、 私の身近にもいる。 使うためではなく、 ただ捨てられないで置いてあるものは、 活かせていない、ということになる。 まだ使えるものがあるのに、 新たに手に入れてしまうことも 同じかもしれない。 捨てられない、 ものに執着…
この世界で、私たちが生きるために大切なことは、循環を意識すること。自然も、私たちの身体も、お金も、循環することで生き、活かされている。形のあるものだけではなく、私たちの想いや考えなども同様に、循環させることで生かし、活かすことができる。既…
他人の問題に手を貸すことはできないが、 自分の関係する人たちを助けたい、 自分を含めた周囲の状況をよくしたい、 そんな場合はどうするか。 自分ができることは、 環境を整えること、のみ。 それぞれを活かすことができる環境を整えることによって、 人や…
自分の人生は、全て自分で責任を持つ。文字にしてみれば当たり前のことだと感じるが、自分の人生、自分の課題に他人を巻き込んだり、他人の人生、他人の課題に手を出してしまう人が目につく。子に過干渉してしまう親、そんな親に育てられた子。どんなに自信…
自分のしたことは、もれなくきちんと返ってくるのだが、 (昨日の記事を参照 ↓) shirotsumechallenge.hatenablog.com 対応するのが面倒だからとか、 今は余裕がないからとか、どうしたらよいかわからないなどといって、 何もしないでいたらどうなるのだろう…
自分に降りかかってくる面倒な事件の多くは、 過去に自分が、そうなるように仕向けたことの結果である。 部屋が散らかっていて必要な物がすぐ見つけられないのも、 子どもが好ましくない言動をするのも、 知られたくないことを近所のおばさんが根掘り葉掘り…
ここ数日書いてきたことは、 自分が本当にしたいと思っていることをしているか、 という問い。 毎日がつらく、悲しく、むなしいと感じているのなら、 自分が本当にしたいことをしていないのかもしれない。 自分が本当にしたいこと、 つまり、本当の想いとは…
「~しなければいけない」、 「~するべきだ」、 と思いがちな人は、 相手にもそれを求めることが多いのではないだろうか。 また、そのせいで、 誰かと争いが起こることもあるのではないだろうか。 しかし、その、 「しなければならないこと」や、「するべき…
人とのやりとりの中で、相手の言動に対して、怒りや不信感など、不快な感情を持ったとき、自分の気づいていない一面を知ることができるかもしれない。例えば、「彼はいつも好き勝手ばかりでわがままだ、 目ざわりで腹が立つ! 」と感じたとしたら、恐らく自…
ある人が言った。「あの人は私に嘘をつくのではないか」、「私を裏切るのではないか」。その不安の原因は、「私が」それをしているから、または、「私が」してしまう可能性があるから、ではないだろうか。私は誰に対しても嘘はつきたくないし、そうして来た…
存在するものは、生きるため、活かすためにある。 生きて活かすということは、殺さない、ということ。 自分自身と、 自分が持っているもの、 自分の周りの人・もの、 自分が生きる世界の人・もの、 「すべてを生かし活かす」。 私は、このことが最も大切なこ…
時間の流れは、 実は、未来から過去へと流れているらしい。 そして、人は、過去の方を向いて、 未来に背中を向けて生きているという。 だから、過去を見ることはできるが、 未来を見ることはできない。 私自身もそうなのだが、 見えない、わからないことを不…
いらないものなどない。 あるもの、 起こることも、 意味がある。 悲しく、つらいと感じることでさえも。 すべて、活かすこと。
この世界の物は、常に流れている。 時間や季節、 人も、物も、 見えるものも、見えないものも、 常に流れ、そして、環る。
うまくいく場合とうまくいかない場合がある、 もうひとつ別の理由は、 自分が本当にそれをしたいと思っているか否か、 ということ。 自分の意思だと感じていることが、 実は、別の誰かの考えだった、 ということもある。 一生懸命行動していても、 なぜか疲…
人は、こうしたい、これをするのがいい、と思うと、 一生懸命それを成し遂げようとする。 しかし、 うまくいく場合もあれば、いかない場合もある。 その理由の一つは、 それをするのにいい時かどうか、 ということである。 したいと思うことが、適当な時であ…
ブログの名前にした、「必要なものは与えられている」は、 いつもこころに置いておきたいと思っている言葉。 気が付けば、いつも、 つい、「足りない」と感じ、 求め、探し、手に入れようとしている。 しかし、 そうして得たとしても、 実は結局何かを失って…