反発する働き
何でも、
押さえつけられれば反発する。
向かう動きと反対の力を受ければ、
押し返そうとする動きが生まれ、摩擦も生じる。
もし、その反発の力を強めたいのであれば、
より強く圧力をかけるのがよいだろうが、
それによって、
得たいものとは真逆の結果になることもあるだろう。
反発する力をうまく利用しようとするのであれば、
その力が有効に働くよう、手前へ引いてみたり、
背後から押してやることも必要かもしれない。
ある方向に向かう動きの、目に見える部分のみに気を取られていると、
その力の生まれる元を見逃してしまい、
うまく利用すること、活かすことはできなくなるだろう。
その力がなぜその方向に向かうのか、
その力をどう使うのが有意義なのか、
を見極めることが重要だと感じている。